歯科医院の経営状況について

最近よく経営が苦しいという歯科医院の声をよく聴くようになりました。全国の歯科医院の数はどんどんと増加していますので、その声は比例してどんどん増えていくでしょう。しかし、1番の問題は、経営に苦しんでいる歯科医師を1人2人を救っても問題の本質的な改善には繋がりません。

私は、日本の歯科医療業界は、大きな資本を持っているチェーンが市場を独占するような歯科医療業界ではなく、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手が一丸となって経営している歯科医院が頑張っていていいなあと思っています。しかし、今の世の中、どんどんグローバル化が進んでおり、大資本の市場独占傾向が強くなってきているのも確かです。グローバル化とは、一言で言うと弱肉強食の世界で、金と情報と競争力が全てを決定するとても厳しい世界になります。

日本の歯科医もそのような厳しい流れの中にいます。厳しい流れは歯科医療経営者、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、歯科医院受付といった従業員や取引先にも襲ってきます。今後、歯科医院過剰問題とグローバル化問題が、ダブルで零細な歯科医院を苦しめる危険性があるのも確かです。

日本の歯科医院は、真摯な態度で歯の専門的な治療スキルだけでなく、経営学についても学ぶべきだと思うのです、大資本の歯科医院にも負けないような、盤石な体制を整えることが求められているのです。最後に通う歯医者を決めるは、患者さんです。患者さんが選ぶ歯科医院が勝ち残り、小規模でも患者さんの一生の歯を守る救世主の役割を果たす歯科医院がどんどんと増えていけばいいなと思っています。